一人暮らしをすると決まったけどまずはどこからやっていいのかわからないと悩んでいませんか?
下調べをせずに行動してしまうと騙されたり、後悔する結果になってしまいます。
私は21歳から一人暮らしを初めて、20年間で13回の引越しを経験しました。
この記事を読むことでトラブルを未然に防げることがきっとあります。
事前に見るべきポイントを抑えて後悔しない素敵な新生活をスタートさせましょう!
【物件探し!】不動産会社の選び方6選!

一人暮らしをすると決めたらまずは物件探し!
まずは不動産ポータルサイトで検索して、お気に入りのお部屋を見つけるのがいいでしょう。
不動産ポータルサイトで探すことにより、複数の不動産会社の情報をまとめて見ることができるので効率的に物件探しができます。
気になる物件が見つかったら、不動産会社に問い合わせてより細かい情報やサポートを受けるのがおすすめです。
大概の物件はどこの不動産会社でも紹介が可能なので、自分に合った不動産会社でお気に入りの物件を紹介してもらうのが一番良い方法です!
- SUUMO
- LIFULL HOME’S
- Yahoo!不動産
- オウチーノ
- テナントショップネットワーク
- goo不動産
- アットホーム
- いい部屋ネット
- CHINTAI
- ホームメイト
- いえらぶ
- DOOR賃貸
1.営業時間や定休日を確認する
営業時間や定休日は不動産会社によって異なります。
仕事帰りに探したい!休みの日に探したい!と物件の探し方も人それぞれです。
自分の生活スタイルに合った営業時間や定休日の不動産会社を選びましょう!
2.ネットの口コミを見る
不動産会社を選ぶ上で、参考になるのは口コミです。
不動産会社のホームページではなく、SNSはもちろん大手不動産ポータルサイトや不動産屋の通信簿など口コミに特化したサイトを参考にすると良いでしょう。
とは言え、口コミにはサクラや主観が入ってしまいます。
全てが真実とは限りませんので、口コミに振り回されることなく、最終的には自分の直感を信じて不動産会社を訪問し判断しましょう。
3.車で内見してくれるか
不動産会社によっては内見の手段が徒歩か電車という店舗があります。
一度にたくさんの物件を見たい場合は、会社に営業車があり車で内見に連れて行ってくれる不動産会社を選ぶといいです。
4.担当者を見る
いい不動産会社を選ぶのはもちろんですが、その中でもいい担当者に当たらなければ意味がありません。
担当してくれた担当者は自分にとって合っているか見極めも必要です。
- 誠意ある丁寧なヒアリング
- レスポンスの速さ
- 物件に詳しい
- デメリットもしっかり説明してくれる
- 申し込みや契約をせかさない
5.お取り物件を掲載していないか
不動産会社によっては、すでに成約済だったり存在しない物件をを掲載する『おとり物件』の場合があります。
すでに成約済みだった場合は、悪意があるわけではなく管理が追いついていないかったり不注意によるものもあります。
しかし、実際に存在しない物件を集客のためにわざと掲載しているというパターンは見極めが必要です。
- 築年数や家賃で相場と明らかに違う場合は、担当者に理由を聞いてみる。
- 該当する物件が不安な場合は、現地待ち合わせを提案してみる。(存在していなければ現地集合はできません。)
- 複数の不動産会社に問い合わせる。
6.「仲介会社」と「管理会社」の両方を兼ねている会社
不動産会社には、「仲介会社」と「管理会社」があります。
「仲介会社」とは部屋探しから契約までをサポートする業務で、「管理」とは大家さんに代わって入居者の募集や管理、物件のメンテナンスを行います。
そのどちらの業務も兼ね揃えている不動産会社の方がより物件に詳しいですし、他の仲介業者が知り得ない情報提供ができます。
不動産屋サイトで選ぶ際はぜひ、「仲介+管理」の掲載がある不動社会社を選んでみてください。
【物件探し!】内見時にチェックしたい20のポイント!

1.治安がいいか
一人暮らしの時は、特に治安が悪いエリアを避けるのが無難です。
最寄駅やコンビニに雰囲気の悪い人がたむろしていないかチェックしてみてください。
また、警視庁のホームページを見るとそのエリアの「犯罪上マップ」を見ることができますのでそちらを参考にするのも良いでしょう。
2.周辺環境
物件の周辺を以下の点に注意しながら、事前に散歩してみるのもいいですね。
最寄駅までの距離は?
最寄駅までの距離が遠すぎるのは早朝と深夜の安全性のリスクが高まります。
不動産広告に記載されている徒歩の時間は「1分=80m」で計算されています。
しかし実際には信号や坂道などでそれ以上の時間になることが多いので実際に歩いてみることをお勧めします。
病院・スーパー・ドラックストアが近くにあるか?
一人暮らしだと徒歩圏内にこのようなお店があると便利です。
自炊をする人には近くにスーパーがないと交通費がかかってしまったりなど高くついてしまう結果になりがちです。
自分の生活スタイルに合った営業時間なのかも併せてチェックすると良いでしょう。
人通り、街灯の明るさは?
自分の移動ルートが犯罪の危険性がないかしっかり確認しましょう。
人通りの多い通りであるか、街灯の明るさはどうかなど昼と夜では全然変わってきます。
両方の時間帯に見てみることが重要です。
3.事故物件ではないか
不動産会社のガイドラインで制定されている事故物件の告知期間は3年となります。
しかし、自然死や不慮の事故によるものであれば告知は不要です。
どの範囲まで伝えるのかは担当者次第になりますので、事故物件を避けたいのであれば注意が必要です。
- 相場と比べて極端に家賃が安い時は他社も確認する
- 内見前に事故物件ではないか担当者に直接聞いてみる
- 不動産ポータルサイト内の検索ワードに「告知事項」と入れると事故物件が出てくる
4.玄関の広さ
玄関の広さが極端に狭い時は大型家具などの搬入ができない可能性があります。
これから大型家具や家電を購入する予定がある方は注意が必要です。
万が一、入らない場合は買い替えが必要になり、大変な思いをしてしまうからです。
玄関だけではなく廊下やエレベーターの幅もチェックし、メモしておくと良いでしょう。
5.部屋の広さや間取り
内見時には、自分の荷物の量や家具の配置をイメージしながら部屋の広さや間取りを確認してください。
生活の動線しやすい間取りか実際に動いて確認しましょう。
6.キッチン周り
これから自炊を頑張りたいという方はキッチン周りの使いやすさは重要です。
調理器具の収納は足りるか、作業スペースは十分に取れるかを確認しましょう。
ガスコンロの種類もガスかIHかでこれから用意する調理器具が変わってきます。
ガスコンロの数は1口でもいいですが、自炊をしたい方は2口コンロをお勧めします。
シンクの大きさは小さいと洗い物がしづらいですし、排水溝も小さくなるので自炊の場合はある程度の大きさがあるといいですね。
排水溝の臭いもチェックしておきましょう。
内見時には排水溝が塞がれている場合もありますが、外して臭いの有無を確認させてもらいましょう。
水道が通っているのであれば水圧のチェックもお忘れなく。
7.収納スペース
内見の際には、中まで開けて収納スペースの大きさをチェックしましょう。
自分の荷物量を想像して、入り切らないようであれば収納家具を新たに買い足す必要がでてきます。
余計な出費が出てしまうので、荷物量に見合った収納スペースがあると望ましいです。
服だけではなく、靴箱もチェックしましょう。
全部収納できるか、ロングブーツなどもしまえるスペースがあるのかも併せて確認すると良いでしょう。
8.防犯の安全性
女性は特に気になるのは防犯性の高さです。
部屋の階数は2階以上だと安心感があります。
洗濯機置き場が外の物件は、家賃が安い傾向にありますが、盗難など防犯面ではお勧めできません。
共用玄関は、オートロックだと安心できますし、防犯カメラの設置があると尚いいでしょう。
部屋部分はテレビモニター付きのインターホンがあると安心です。
ベランダもチェックしましょう。
外からの侵入経路がないか、近隣からの見え方を確認してください。
鍵の種類もチェックしてください。
ピッキングしやすい鍵のタイプの場合、交換は可能か確認すると良いでしょう。
- ディンプリシリンダー錠
- カードキー
- ロータリーシリンダー
- 電子ロック
9.設備のチェック
エアコンや照明、コンロなど自分で取り付けが必要なものがないか確認してください。
取り付けが必要な場合は設置場所のサイズや種類をメモしておくと便利です。
10.通信環境
各部屋の電波状況に問題がないか、スマホを使ってチェックしてみてください。
11.日当たり、風通し
日当たりや風通しがないと湿気が篭りやすく、カビが発生しやすい部屋になってしまいます。
天井、床、収納スペースにカビやシミがないかチェックしてください。
見つけた時は何のシミなのか確認しましょう。
見た目だけではなく、匂いもチェックしてください。
カビ臭いと入居後にカビが発生する可能性があります。
日当たりはある程度あったほうが生活はしやすいです。
日当たりが悪いと洗濯物がなかなか乾かず、洗濯物に囲まれた生活を送ってしまいます。
部屋の方角を確認しましょう。
北向き以外は、日が当たる時間があります。
それぞれの方角で日が当たる時間帯は変わりますので、自分のライフスタイルに合わせて方角を選ぶと良いでしょう。
昼と夜の状況が確認できるといいので、気になる物件があれば時間を変えて2回以上の内見ができるといいですね。
電気が通っている物件は、担当者が電気をつけてくれるかと思いますが、消した状態を確認すると良いでしょう。
12.コンセントの位置や数
コンセントの位置は、家具の配置をする際に重要になるのでメモしておくと良いでしょう。
家具をどのように配置するのか想像しながら内見してください。
13.共用部
共用部を確認することで、物件の住民を知る手掛かりになります。
ゴミ置き場
ゴミの日以外でもゴミが溢れていたり、ゴミが散らかっていたりするとマナーの悪い住民が住んでいる可能性があります。
ゴミ置き場の設置場所が、敷地内か敷地外か、24時間捨てられるのかをチェックしましょう。
時間が不規則な方は特に24時間捨てられるのはとても便利ですね。
駐輪場
自転車やバイクを利用したい方は必ずチェックするようにしましょう。
別途料金の有無や空きがあるのかの事前チェックをしてください。
掲示板
1階の玄関部分に設置されている掲示板のチェックもしておくと良いでしょう。
深夜の騒音やマナーに関する貼り紙がある場合、現在進行中の問題がある可能性があるでしょう。
14.管理人の有無
管理人業務は物件により異なりますが、ゴミ出しや共用部の清掃、設備のメンテナンスをしていることが多いです。
そのため管理人がいる物件の方が、清潔でストレスなく暮らせることが多いでしょう。
15.1階がコンビニや飲食店
1階にコンビニはや飲食店だと注意が必要です。
虫や匂いに悩むことがありますので、その場合は内見時に確認してください。
16.ガスの種類
賃貸物件には都市ガスとプロパンガスがあります。
プロパンガスは都市ガスの1.5倍です。
節約をしたい方は、ガスの種類も物件選びのリストに入れると良いでしょう。
17.音の問題
築年数が古い木造アパートは音が響きやすいので騒音問題に遭う可能性もあります。
気になる方は鉄筋コンクリート造りを選ぶとあまり気にならないで済むでしょう。
物件の周りに、高速道路や電車、カラオケ店、パチンコ店、歓楽街などがないかチェックしましょう。
18.エレベーターの有無
エレベーターがない3、4階の場合、引越し料金に追加が発生することがあります。
19.残置物はないか
内見時に残置物がある場合、通常は担当者から説明があります。
買わなくて済んだと思う方もいるかも知れませんが、その場合は注意が必要です。
設備の故障は大家さんが修理しますが、残置物の場合は大家さんに修理の義務はありません。
そのため、入居者が自分で修理することになります。
ただ残置物の所有権は大家さんにありますので、修理や処分の際は必ず連絡が必要です。
トラブルを回避するためにも残置物があった場合は覚えておいた方が良いでしょう。
20.窓や扉の建て付け
部屋の中の建て付けのチェックをしましょう。
全ての窓・網戸・扉の開閉チェックをお忘れなく!
【物件探し!】内見時に持参すべきアイテム5つ

1.間取りの図面
基本的には内見時に、不動産会社が用意をしてくれます。
図面と実際の部屋に違いがないか確認してください。
図面内に寸法や方角など直接書き込んでいくと良いでしょう。
2.スマホ
物件探しは1日に複数見ることが多いです。
他の物件との記憶が混ざってしまわないように、内見時には部屋の様子の写真を撮ることをお勧めします。
また電気が通っていない場合もありますので、その際はスマホのライトが役に立ちます
3.筆記用具
気づいた点や不動産屋との話はメモしておくといいでしょう。
もらった図面を挟めるバインダーがあるとかなり便利です。
4.方位磁石
日当たり重視の方は特に忘れずに持っていきましょう。
100円ショップやスマホアプリでもあります。
5.メジャー
家具家電の配置を図ったり、窓枠を測るときに必要です。
特に気になる物件は内見時に測ることをお勧めします。
スマホアプリでも計測できるものがありますので、必要であれば事前にダウンロードしておくと良いでしょう。