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【初めての一人暮らし必見!】初期費用はいくら?安くするコツ13選!

初めての一人暮らし

就職が決まったり環境が変わって、今までの実家暮らしから独立生活を送る!とワクワクしているのに、何をどうしていいのかわからないと悩んでいませんか?

知らずにやってしまうと無駄にお金を請求されたり、残念な結果になってしまいます。

私は21歳から一人暮らしを初めて、20年間で13回の引越しを経験しました。

この記事を読むことでちょっとして疑問や効率の良い方法を解決することができます。

計画的に準備をして、後悔しない素敵な新生活をスタートさせましょう!

目次

【一人暮らし】初期費用って何があるの?

家を借りる時には必ず初期費用が発生します。

初めて家を借りる方は、そもそも初期費用って?何がどれくらい必要なの?と疑問に思うのでないでしょうか。

ひとつひとつ確認していきましょう!

1.敷金

『敷金』とは、家を貸してくれる(貸主)に入居時に担保として預けておくお金ことです。

敷金はトラブルになりやすい項目なので契約時には注意が必要です。

  • 退去時に家賃の滞納や借主による損傷の修繕費を差し引いて返還される
  • 最近は敷金がない物件もある
  • 西日本では「保証金」という名目になっている場合もある

「敷金なし」であっても、退去時にクリーニング代や修繕費として後から請求されることもあるので「敷金なし」の場合は契約時にしっかり確認しましょう。

入居中につけてしまた傷や汚れは退去時に敷金から相殺されますが、入居前からあったものに対して支払う必要はありません。

入居時に傷や汚れがあった場合は、日付入りの写真を撮ることをお勧めします。

賃貸は綺麗に使っていると退去時のトラブルを回避できるよ!

2.礼金

『礼金』とは大家さんにお礼の意味で支払うお金のことです。

  • 礼金なしの物件も多い
  • 敷金と違って返還されない
  • 西日本では「敷引き」という名目になっている場合もある

敷金と同様、「礼金なし」の場合は他の名目で差し引かれるものがないか確認が大切です。

3.日割り家賃

『日割り家賃』とは、月の途中に入居した場合に発生する費用のことです。

日割り家賃の計算方法は全部で3通りあります。

家賃6万円だと仮定して計算したのがこちらです

実日数割

実日数割とはその月の日数で計算する方法です。

30日割

30日割とはその月の日数とは関係なく、1ヶ月を30日として計算する方法です。

31日割

31日割とはその月の日数とは関係なく、1ヶ月を31日として計算する方法です。

月の途中で入居する場合の計算方法は、物件や契約内容によって異なります。

契約前に不動産会社に確認しましょう。

4.前家賃

『前家賃』とは、翌月分の家賃を前もって支払うことです。

民間の賃貸物件のほとんどが前家賃になります。

そのため契約時には、その月の日割り分と翌月の家賃を支払うことが多いです。

不動産会社や物件によっては、当月・翌月・翌々月の約3ヶ月の場合もあるので契約時には確認が必要です。

5.管理費・共益費

『管理費・共益費』とは、物件の維持や管理をするために必要な費用のことです。

管理費は物件によって大きく違いがあります。

物件探しでは、「家賃」を見るのではなく「家賃+管理費」の金額を見て探すのがいいでしょう。

6.仲介手数料

『仲介手数料』とは、物件の案内や手続きを行なった不動産会社に支払う費用のことです。

仲介手数料「半額」や「ゼロ」の物件も増えています。

同じ物件であっても不動産会社によって金額が異なることはあります。

7.火災保険

火災や水漏れトラブルに備えて損害保険に加入する必要があります。

加入は任意ですが、もしもに備えて加入をおすすめします。

不動産会社に保険会社を案内されることが多いが、個人で選んだ保険でも可能です。

その場合、加入証明を求められることがありますので不動産会社に確認しましょう。

8.引越し費用

引越し業者を利用して引越しをする場合にかかる費用です。

距離荷物の量、引越し時期で金額は変動します。

9.その他(家具、家電、雑貨など)

その他、生活に必要な最低限の家具・家電は最初に揃えてしまった方が生活がしやすいです。

生活に必要な家具・家電とその他の雑貨を合わせて30万円くらいが相場と言われています。

10.不動産会社によってはかかるもの

鍵交換費

入居時に鍵とシリンダーを新しいものに取り替える費用です。

任意の場合もありますが、防犯上交換をおすすめします。

家賃保証料

保証会社を利用する際に支払う費用です。

家賃が払えない場合、保証会社が代わりに立て替え、後日保証会社からの請求を受ける流れとなります。

物件を借りるときに連帯保証人がいない、連帯保証人不要の物件の場合に家賃保証料が発生することが多いです。

退去時には戻ってきません。

ハウスクリーニング費

退去時に部屋を清掃するための費用です。

「原状回復費用」や「清掃費」と同じ意味合いです。

不動産会社により異なりますが、入居前か退去後の支払いとなります。(※募集図面を必ず確認しましょう!)

退去時の返金はありません

本来、大家さんが負担する費用だが、「特約」という形で借主負担にすることができます。

消毒費

入居前に室内を消毒するためにかかる費用です。

虫や細菌を駆除する効果もあります。

24時間サポートサービス

マンションやアパートの設備のトラブルに24時間対応してくれるサービスです。

不動産会社によっては強制加入と任意の場合があります。

任意の場合でも初めての一人暮らしや、身近に頼れる人がいない方は加入がおすすめです。

強制加入は途中解約ができません。

24時間サポートサービスの主なサービス
  • 水回りのトラブル
  • 電気やガスのトラブル
  • 鍵のトラブル
  • 自然災害のトラブル
  • 居住トラブル

【一人暮らし】初期費用の内訳と相場

初期費用の内訳

費用の目安家賃6万円の場合家賃8万円の場合
敷金家賃1〜2ヶ月6万〜12万円8万〜16万円
礼金家賃の1ヶ月6万円8万円
仲介手数料家賃0.5〜1ヶ月+消費税3万〜6万円4万〜8万円
前家賃家賃1ヶ月6万円8万円
日割り家賃入居日から月末までの日割り分
家賃保証料家賃の0.5〜1ヶ月3万〜6万円4万〜8万円
鍵交換費1万〜2万円
火災保険料1.5万〜2万円
消毒料1万円程度
ハウスクリーニング費3万〜5万円
総額30.5万〜46万38.5万~58万円

家賃の相場

家賃(家賃+管理費・共益費)の決め方は、手取り月収の30%以内が理想と言われています。

月収の30%以内の目安家賃がこちら

手取り月収目安家賃家賃+管理費・共益費)
20万円6万円
25万円7.5万円
30万円9万円
40万円12万円

引越し費用の相場

引越し費用の目安は、単身で3万〜10万円と言われています。

引越し業者による引越し費用の相場がこちらです。

通常期(5〜2月)繁忙期(3〜4月)
荷物少なめ荷物多め荷物少なめ荷物多め
同一市内
(〜15km以内)
約31,000
〜33,000円
約39,000
〜41,000円
約39,000
〜41,000円
約50,000
〜52,000円
同一県内
(16〜50km以内)
約33,000
〜35,000円
約41,000
〜43,000円
約45,000
〜47,000円
約57,000
〜59,000円
同一地方
(51〜200km以内)
約43,000
〜45,000円
約56,000
〜58,000円
約55,000
〜57,000円
約81,000
〜83,000円
近隣地方
(201〜500km以内)
約53,000
〜55,000円
約74,000
〜76,000円
約73,000
〜75,000円
約104,000
〜106,000円
遠距離地方
(500km以上)
約64,000
〜66,000円
約94,000
〜96,000円
約83,000
〜85,000円
約129,000
〜131,000円

家具・家電購入費用の相場

家具・家電の購入費用の相場は20万〜30万円と言われています。

一人暮らしに必要な家具・家電の相場がこちらです

項目費用の目安
寝具一式5,000〜1万円
カーテン(カーテン・レースセット)2,000~6,000円
照明(部屋についていない場合)2,000~6,000円
冷蔵庫(一人暮らし用100L以下)1万5,000〜3万円
洗濯機(5kg)3万〜3万5,000円
エアコン(6畳用工事費込み)(部屋についていない場合)4万5,000〜6万円
炊飯器(3合炊き)5,000〜1万5,000円
電子レンジ1万〜1万5,000円
掃除機5,000〜1万5,000円
総額11万9,000〜19万2,000円

※価格帯は楽天市場を参考にしています。

【一人暮らし】初期費用を安く抑える13のコツ!

1.求める条件を減らして家賃を下げる

理想を追い求めすぎては家賃が高くなっていきます。

居住エリアや築年数、間取りなど優先度をつけて妥協できるところを省けば家賃を抑えることができます。

2.家賃交渉をする

正式に申し込みをすると決めた段階で家賃交渉をしてみるのも一つの方法です。

家賃を下げるだけではなく、入居日までの日割り家賃など不動産会社に相談してみるのも良いでしょう。

交渉時期は、閑散期の夏ごろがおすすめです。

3.初期費用が少ない物件を選ぶ

敷金、礼金ゼロという「ゼロゼロ物件」を選べば、初期費用の項目が減ります。

「ゼロ」とうたっていても違う名目で初期費用を加算されている場合があるので気をつけてください。

4.仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ

仲介手数料が「半額」「無料」の不動産会社を選ぶことにより初期費用を抑えられますが、デメリットもあります。

「半額」「無料」の文字に文字にとらわれる事なく、以下の点に注意しながら検討するようにしましょう。

  • 家賃が高く設定されていないか?
  • 他の名目で料金を請求されていないか?
  • 不動産会社の対応は問題ないか?

5.フリーレント物件を選ぶ

フリーレント物件を選ぶことで、一定期間の家賃発生を抑えることができます。

フリーレント期間は、一般的に1〜3ヶ月程度です。

その他の規約、条件がないか注意が必要です。

フリーレント物件の探し方
  • 閑散期に物件を探す
  • 不動産会社に相談する

6.UR賃貸住宅の検討する

UR賃貸住宅とは礼金、仲介手数料、更新料、保証人不要な物件です。

ただし、家賃は相場より高めのことが多いので不要な手数料などをいれた総額をみて判断することが大切です。

UR賃貸住宅の注意点

  • 築古物件が多いため、共用部分や設備に問題ないかチェックする
  • 条件が良い物件はすぐに埋まってしまうのでこまめに確認する
  • 入居の審査が厳しいので、予め審査内容を確認しておく
  • 更新前に退去するなど契約期間が短期間の場合は、割高になることがあるので自分のスケジュールをよく確認する
  • ペットに関する規定が厳しいので、ペットを飼いたい場合は注意が必要

7.Wi-Fi付きの物件を選ぶ

最近はWi-Fi付きの物件が増えていますが、「Wi-Fi付き」「Wi-Fi対応」の違いに注意してください。

Wi-Fi付き」とは
  • 物件にインターネット回線が整っていて入居後すぐに利用できる状態です。
  • 自分で契約をする必要はありません
Wi-Fi対応」とは
  • 物件の共有部分までインターネット回線が引き込まれているけど、各部屋には引き込まれていない状態です。
  • 自分でプロバイダ契約や工事の予約をする必要があります。

8.不要なオプションサービスをつけない

24時間サポート、消毒料、インターネットサービスなど有料オプションで不要であれば断って問題ありません。

9.連帯保証人のみで審査できる物件を選ぶ

連帯保証人だけで可能な物件であれば家賃保証料がかかることはありません。

連帯保証人の条件とは

  • 継続的な収入があること
  • 2親等以内の親族(親・兄弟・祖父母・孫)であること
  • 国内に住んでいる

などが一般的です。

物件により異なりますので、不動産会社に確認してください。

10.入居日を月末に近づける

初期費用に含まれる基本的な家賃は、当月と翌月分です。

月末に近づけた方が当月分の日割り分を抑えることができます。

11.初期費用を分割で払う

初期費用をクレジットカードの分割で支払う方法です。

こちらは不動産会社によっても対応していなかったり、条件が異なりますので確認が必要です。

また、クレジットカードの分割手数料が3回目から発生することが多いです。

手数料発生で総額が高くつくことのないように気をつけてください。

12.引越し費用を安くする

荷物が少ない場合には、引越し業者を使わずにレンタカーを借りて自分で移動するのもいいでしょう。

引越し業者を利用する場合は、

  • 繁忙期を避けた平日
  • 午前中は割高になるため、午後から15時までの時間帯
  • 相見積もりを数社からとり、安い金額に合わせて交渉

を意識してみると安く済ませられるかもしれません。

また引越し作業のサービスは、引越し会社により異なりますのでサービス内容は事前に確認が必要です。

まとめ

  • 初期費用は家賃の5〜7ヶ月が目安
  • 家賃の相場は手取り月収の30%以内が理想
  • 引越し費用の相場は単身で3〜10万円
  • 家具・家電購入費用の相場は15〜30万円
  • 引越し業者は一括見積もりを利用してお得に見つけよう
  • 引越し閑散期を狙ってお得に引越しをしよう
  • 一人暮らしの初期費用をシミュレーションして資金を貯めよう
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